研究課題/領域番号 |
18K02160
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 仙台白百合女子大学 |
研究代表者 |
志水 田鶴子 仙台白百合女子大学, 人間学部, 准教授 (70326750)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 地域づくり / 生活支援コーディネーター / 協議体 / 地域支え合い / 生活支援体制整備事業 |
研究成果の概要 |
生活支援コーディネーター(以下SC)と協議体の役割と機能を明らかにし、地域住民を巻き込んだ協議体運営と地域づくりとの連携方法を検討した。 7名のSCのインタビュー調査から、SCの機能としては①地域資源の発掘・発見 ②発掘・発見した地域資源の意義等について広報 ③地域資源の共有 ④住民活動団体間のネットワーク作りの支援 ⑤協議体運営の支援が明らかになった。協議体の機能については、①地域課題の共有化、②地域づくりの土台作り ③地域資源の共有 ④地域資源の開発が明らかとなった。SCとしての経験や地域住民とのつながりが育ち、行政担当者とも協働する体制が育っていることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生活支援コーディネーターのインタビュー調査等から役割と機能、協議体機能について明らかにした研究は極めて少なく、生活支援体制整備事業が進まない地域の生活支援コーディネーターにとって、示唆が得られる研究になった。 新型コロナウィルス感染拡大によって、協議体は開催の延期や中止が続くなかで工夫しながら地域づくりを推進する生活支援コーディネーターの姿が浮き彫りとなり、生活支援コーディネーターと協議体の存在意義が明らかとなったことは社会的にも意義のあることであった。
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