研究課題/領域番号 |
18K02187
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08030:家政学および生活科学関連
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
與倉 弘子 滋賀大学, 教育学部, 教授 (50165784)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 綿クレープ織物 / 素材特性 / 感性評価 / 消費者教育 / シルエット評価 / パイル織物 / 伝統織物 / 感性価値 / 感覚評価 |
研究成果の概要 |
本研究は、伝統織物の素材特性から新たな感性価値を設計することを目的とした。伝統織物としては滋賀県湖西の綿クレープ織物を対象とした。感性価値としては、婦人ドレス地としてのシルエットの美しさや肌触りのよさに焦点を絞った。 綿クレープ織物の素材特性に基づくシルエット分析により、ハリのある婦人服に適用できることを確認した。凹凸形状についてはファインピケ加工の試料が美しいと評価された。新規織物の製織と素材特性を活かした婦人服の製作により、設計指針の妥当性を確かめた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人類の福祉を支える豊かな衣生活を営むためには、ヒトの感性に適合した感性価値を持つ繊維製品が求められる。本研究では、滋賀県湖西の綿クレープ織物を対象として、伝統織物の素材特性から新たな感性価値を設計する基礎的指針を得た。ICT 革命が進む現代に於いて、人間の感性の定量化・指標化は人間と情報技術をつなぐ鍵となり、地場産業の振興のみならす、情報化時代の衣生活科学や人間情報学の発展に寄与することが期待される。
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