研究課題/領域番号 |
18K02220
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08030:家政学および生活科学関連
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
黒瀬 光一 東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (30280754)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 食物アレルギー / アレルゲン性試験 / エンドトキシン / LPS / アレルゲン / THP-1 / 樹状細胞 / 食の安全安心 |
研究成果の概要 |
ヒト単球様株化細胞であるTHP-1をアレルゲンに対する応答性と増殖能を有する細胞に分化させ、食物アレルゲン特異的なマーカー候補遺伝子の発現誘導を指標にして、食物タンパク質のアレルゲン性を評価すべく各種実験を重ねたが、結論としては、アレルゲン性評価系の確立には至らなかった。 一方、本研究の過程で用いたマーカー候補遺伝子の発現誘導を指標にしてエンドトキシン活性の評価を簡便かつ高感度に行えることが判明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
食物タンパク質のアレルゲン性評価系の確立には至らなかったが、本研究の過程で用いたマーカー候補遺伝子の発現誘導を指標にしてエンドトキシン活性の評価を簡便かつ高感度に行えることが判明した。エンドトキシンは,血中への極めて微量の混入で発熱やショックなどをひき起こすことから、注射剤等においては厳重な管理が求められている。本方法は、感度的にも簡便性・コスト性においても従来法と遜色がなく、今後、さらに検討を加えることによって、新たなエンドトキシン試験法開発への展開が期待される。
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