研究課題/領域番号 |
18K02251
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08030:家政学および生活科学関連
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研究機関 | 福井工業高等専門学校 |
研究代表者 |
金田 直人 福井工業高等専門学校, 機械工学科, 准教授 (10507148)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 仮撚加工 / サージング / 見かけ糸太さ / 撚角度 / 糸速度 / 糸温度 / 糸張力 / 繊度 / 糸物性 / 糸太さ / 繊維機械 / 仮撚加工法 / 糸形状 / 加工糸 / 仮撚 / 糸品質 |
研究成果の概要 |
仮撚加工機は繊維製品に用いられる仮撚加工糸を生産する.高速生産の場合,仮撚加工機では糸の不安定な振動現象であるサージングが発生する.サージングは糸品質を著しく低下させる.本研究では加工機に設置するサージング検査システムを開発した.このシステムによって加工機の重要な加工要素の4T(撚り,加熱温度,加熱時間,糸張力)の観点から,サージング発生有無による糸形態と糸品質の調査が可能となった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では繊維製品に用いられる加工糸を生産する仮撚加工機でのサージング現象を実験的に把握した.サージング現象を観察するために検査システムを開発し,ディスク構成およびサージング有無による糸形態について検証を行った.その結果,仮撚加工機において加撚張力がサージングの抑制および糸品質に起因することが明らかとなった.本成果は国内外において類がなく,仮撚加工機の性能向上にも寄与できたといえる.
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