研究課題/領域番号 |
18K02343
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
|
研究機関 | 開智国際大学 |
研究代表者 |
八尾坂 修 開智国際大学, 教育学部, 客員教授 (20157952)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 新任教育長インダクション / 教育長養成 / 更新・上進制 / 専門職スタンダード / 博士・教育スペシャリスト学位 / 質保証 / メンタリング効果 / ケンタッキー州インダクションプログラム / 職能開発 / 離職 / インダクション / 日本の教育長属性 / 教育長養成プログラム / 教育長免許状更新・上進制 / superintendent / academic preparation / alternative system / professional experience / continuing education / renewal system / 教育長資格 / オルタナティブプログラム / 教育長の資質能力 / ハーバード大学教育大学院 |
研究成果の概要 |
教育長のキャリア定着とともにリーダーシップ能力向上、社会的役割の促進、学区の改善効果をねらいとして、現職教育長、特に新任教育長の職能開発の機会が図られてきた。通常は教育長免許状の更新・上進制と連結して大学での単位取得や州・学区主催の研修会が運営されている。 ケンタッキー州が画期的な試みと評されるのは、インダクションプログラムの体系的な構造化である。しかも州独自のリーダーシップに焦点化した7つの有効性基準に基づき、新任教育長が自己評価を行い、自身のパフォーマンスのエビデンスを提供する点に特徴がある。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アメリカ以上にわが国では女性教育長の比率が極端に少ないことが明らかになった。アメリカで求められていたキャリア支援策の一つとして提示されていたメンタリングの機会とともに、首長や教育委員会による女性のリーダーシップに対する偏見防止の奨励策が検討されてよいであろう。 また、教育長養成プログラムの課題として、ア.入学募集、選抜、入学、イ.プログラムの目標・哲学、ウ.養成の核となるコースカリキュラム内容、特に実地体験の重視、エ.テニュア教員の存在といった基本的な視点、要素を共通認識して高める質保証が養成関連機関に求められている。
|