研究課題/領域番号 |
18K02458
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 中村学園大学 |
研究代表者 |
那須 信樹 中村学園大学, 教育学部, 教授 (60300456)
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研究分担者 |
細井 香 東京家政大学, 子ども学部, 教授 (90383405)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | キャリアアップ研修 / 研修ナビゲートシステム / 保育ぴたっとナビ / 保育者のキャリアパス / 保育教諭のキャリアパス / 保育研修 / 研修ナビゲート / 研修ナビゲート支援ツール / キャリアラダー研修 / 研修 / 保育教諭 / 保育者 / 保育士 / 自治体 / 研修へのアクセス / eラーニング / 研修支援システム / キャリアップ研修 / こども園 / 自己特性 / 協働性 |
研究成果の概要 |
自律的な専門職としての保育者の資質向上に向けて、保育者研修にかかる研修情報の集積や発信の実態把握のためのアンケート調査を行った。対象は、全国127の自治体を抽出。回収率は65.4%であった。 コロナウイルス感染症による社会的混乱の最中での調査となったため、オンライン研修の導入実績に大きな変化が認められた。コロナ禍前の2019年度までの導入実績が全体の5%であったのに対し、2021年3月時点においては63%の自治体が導入しているとの回答を得た。これを踏まえ、オンラインによる研修機会の拡大も視野に入れながら、保育者の研修情報をナビゲートする支援ツール「保育ぴたっとナビ」のプロトタイプを作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自律的な専門職としての保育教諭をはじめとする保育所保育士や幼稚園教諭(総称して「保育者」)の資質向上に向けた研修制度の拡充ならびに保育者の社会的地位の確立に資する研究である。とりわけ、令和2年から令和3年に蔓延した新型コロナウイルス感染症による社会状況下での全国の自治体における研修情報の取り扱いにかかる実態を明らかにし、研修情報の集積や発信のためのプラットフォーム整備の必要性を指摘した。また、アフターコロナの時代に向けて、各自治体や保育団体等からの提供される質の高い研修情報への自律的なアクセスをナビゲートするLINEアプリ「保育ぴたっとナビ」(プロトタイプ)の開発を行った。
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