研究課題/領域番号 |
18K02570
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
田中 生雅 愛知教育大学, 学内共同利用施設等, 教授 (10262776)
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研究分担者 |
田中 優司 愛知教育大学, 学内共同利用施設等, 教授 (70377654)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 自殺相談対応 / 大学生 / メンタルヘルス / 自殺相談対応研修 / 研修効果 / 健康相談 / 自殺相談 / 授業 |
研究成果の概要 |
本研究では二つの調査を実施した。調査1では、大学生の自殺相談対応に関する研修状況と内容上の課題を把握することを目的に、自殺相談対応研修終了時にアンケート調査を実施した。調査2では、学生のメンタルヘルス状況や健康状況と自殺相談の関連を見るための、健康診断時アンケート調査を実施した。研究期間内に調査1、調査2に関する学会及び論文発表を行った。2019年度より、COVID-19蔓延により、大学の修学環境の変化があったため、その影響についても検討をおこなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自殺相談対応研修後の調査では、自殺相談対処方法の情報に触れたことのある者が56.7%であったが、約9割の学生が現状の対応力に自信がないと回答しており、相談対処の技術を拡充する必要が高いことが分かった。また、学生健康診断時の相談環境調査では、令和元年の調査にて、「日常の悩み]については98%の学生は相談場所を確保していたが、「死にたい等特別な悩み」については、相談場所がない学生が18.7%と少なからずいることも分かった。自殺相談対応研修を受講した学生では、メンタルヘルス上の自身の問題を抱えている傾向があり、後に深刻な相談に対応する傾向があることが把握できており、今後発表を行う予定である。
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