研究課題/領域番号 |
18K02602
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 湊川短期大学 |
研究代表者 |
山田 哲也 湊川短期大学, その他部局等, 教授 (00727224)
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研究分担者 |
荻窪 光慈 埼玉大学, 教育学部, 准教授 (00431726)
湯地 敏史 宮崎大学, 教育学部, 教授 (80418988)
原田 信一 京都教育大学, 教育学部, 教授 (90646647)
岳野 公人 滋賀大学, 教育学部, 教授 (70313632)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | STEM/STEAM教育 / プログラミング的思考 / 設計学習 / 学習レリバンス / 教育方法 |
研究成果の概要 |
小・中学校・高等学校別に,プログラミング的思考を意識した設計学習のための多数の教材開発と授業実践を行った。定められた問題解決上の下位目標などの設計仕様を与えてものづくりをさせる最適解の解法や学習レリバンスに関連する数ステップの教育方法などを構築した。例えば,あるパラメータが変化すると結果や様子に変化が生じることに気づく仕掛けを作るなどして,設計学習を進め,生活や社会に結びつける教育課程に繋げることができた。フィリピンBulacan State Universityの研究者らと国際研究会を開き,国内外の研究者と成果の意見交換を行った。STEAM各領域の広い視野から教育方法を検討することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「総合的な学習(探究)の時間」に代表されるように,問題解決的な能力を育むため,能動的な学習活動が多く行われるようになった。ものづくりは,最適解を求める中で学習者が,論理的に問題解決を行うことが多いため,極めて探究に関する学習と親和性が高い。しかしながら,探究活動の試行錯誤にも,順序立てられた学習のプロセスがなければ,その学習効果は十分ではない。今回,開発された各分野の探究型モデルや教育方法は,ものづくりには構想・設計のプロセスがあることを認識させるものであり,その学習をサポートするための仕掛けとして,今後,新しい教育観でのSTEM/STEAM教育の展開にも参考になると考えられる。
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