研究課題/領域番号 |
18K02630
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 広島都市学園大学 (2020) 熊本大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
宮脇 真一 広島都市学園大学, 子ども教育学部, 講師(移行) (50803342)
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研究分担者 |
山本 信也 熊本大学, 大学院教育学研究科, 教授 (20145402)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 数概念形成 / 学習活動 / 理論的枠組 / 実証的研究 / 幼小の接続期 / 数概念 / 学習活動の開発 |
研究成果の概要 |
本研究は就学前と小学校低学年の算数を対象に幼小の接続を図った数概念形成のための学習活動の開発を行うものである。 研究の成果は3点ある。1点目はこの時期における数概念形成に関する先行研究を整理し,理論的枠組を構築したことである。2点目は,ドイツの数学教育学者Wittmann.E.Chが主宰するプロジェクトmathe2000が提唱した就学前教育のためのテキスト『Das kleine Zahlenbuch』の翻訳及び分析を行い学習活動の構想・開発を行ったことである。3点目は,開発した学習活動をもとに,就学前の幼児及び小学校第1学年の児童を対象に実践し,成果と課題を整理したことである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
平成29年3月に改訂された学習指導要領においては,学校段階間の円滑な接続が「その他の重要事項」の中で指摘された。この学校段階間の円滑な接続について,幼稚園と小学校の段階では,教育振興基本計画の見直しやスタートカリキュラムの作成,指導者の研修など様々な取組がなされているが,「数概念形成」という数学的な内容からの取組は十分とは言えない状況にある。本研究で子どもの数概念形成を意図した学習活動を開発することは,学校現場における幼小の学校段階間の円滑な接続に向けた取り組みに貢献できるものと言える。
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