研究課題/領域番号 |
18K02734
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 千葉大学 (2023) 国際医療福祉大学 (2018-2022) |
研究代表者 |
下井 俊典 千葉大学, 大学院看護学研究院, 特任准教授 (30364649)
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研究分担者 |
小嶋 章吾 国際医療福祉大学, 医療福祉学部, 教授 (90317644)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 専門職連携教育 / 多職種間教育 / 教育効果 / 学習観 / IPE / 専門職教育 / 専門職行動 / IPEプログラム |
研究成果の概要 |
国際医療福祉大学における3年間の階層的IPEプログラムの教育効果を検討するため、自職種アイデンティティとIPEに対する態度について、後ろ向きコホート調査を3期間実施した。結果として、学習者の非等質性に依存しない同プログラムの教育効果の一般化可能性、2・3年次IPEカリキュラムが最終学年のIPEカリキュラムに対するレディネス形成に大きく影響していること、適切なインストラクショナル・デザインなどの検討の必要性が示唆された。さらに、学習者は古典的な詰込的学習感を強く有する学習者、自律的・充実的な学習観を強く有する学習者、それら2つの学習観を併有する学習者の3群に分けられることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は研究開始当初より、IPEの背景理論としてその背景理論として社会的構成主義を好調しながら、どう学習理論を基盤としてIPEプログラムを開発することを計画していた。本研究の社会的意義として、社会的構成主義に立脚して、教育設計理論に基づいて教育設計したIPEプログラムが、旧来設計のIPEプログラムよりも教育効果が高かったことから、その背景理論の重要性を確認できたことがある。現在、この研究結果を契機として、学習者の学習観調査へと展開している。
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