研究課題/領域番号 |
18K02757
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
衛藤 吉則 広島大学, 人間社会科学研究科(文), 教授 (60270013)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 発達障がい児教育 / シュタイナー教育 / モンテッソーリ教育 / 発達障害児教育 / シュタイナー / モンテッソーリ / 発達障がい |
研究成果の概要 |
国内外で急増する「発達障害児(LD、ADHD、自閉症など)」に対し、今日、効果的な教育理論と方法を示すことが喫緊の課題となっている。この状況に対し、本研究は、健常児の教育に加え障害児教育でも成果を上げるシュタイナー教育とモンテッソーリ教育の理論に基づく臨床施設(NPO法人シュタイナー&モンテッソーリ・アカデミー)における実践を通して、有効な理論・実践モデルを提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
発達障害児への体系的で有効な教育理論と実践が求められる今日、本研究は、種々の発達障害に配慮し、精神科学的教育学の観点から、各児童の能力を最大限に引き出す根源的な教育原理を導出することを目的とした。具体的には、無意識や高次の感覚・精神をも視野に入れたホリスティックな教育原理を基盤に置き、障害児教育でも成果を上げるシュタイナー教育とモンテッソーリ教育に注目し、それらの理論構造を解明し、その理論に基づく実践を幼児や児童に施すことを通して、発達障害児教育に有効な〈健常児教育との連続的・統合的な理論・実践モデル〉を描出することに成功した。成果を本に著し、多方面からの高い評価を得ている。
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