研究課題/領域番号 |
18K02768
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 川崎医療福祉大学 |
研究代表者 |
八田 徳高 川崎医療福祉大学, リハビリテーション学部, 准教授 (70804615)
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研究分担者 |
平島 ユイ子 福岡国際医療福祉大学, 言語聴覚専攻科, 教授 (10637812)
立入 哉 愛媛大学, 教育学部, 教授 (90294777)
川上 紀子 川崎医療福祉大学, リハビリテーション学部, 講師 (90389015)
戸田 淳氏 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 助教 (00804618)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 聴覚情報処理障害 / APD / 聴覚情報処理機能訓練アプリ / 聴覚情報処理機能検査 / 聴覚情報処理機能訓練プログラム / 聴覚訓練プログラム |
研究成果の概要 |
iPad上で動作するAPT及び聴覚情報処理機能訓練プログラムを搭載したアプリケーションを開発した. APTは,5課題で構成し,小児及び成人を対象に標準値及びカットオフ値を求めることができた.訓練用アプリは,適応型プログラムで,成績低下課題について難易度を自動調整しトレーニングをすすめる. トレーニング場面やAPT再評価では成績の向上を認めるが,日常生活場面では,聞こえにくさが改善されにくい症例が認められた.補聴援助システムや補聴器の指向性マイクロホンの使用で改善が認められた症例もあった.聴覚障害児への支援内容と同様に,APD症例に対しても有効な支援方法について検討していく必要がある.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国においても聴覚情報処理障害(APD:Auditory Processing Disorder)の評価や支援について報告されるようになっている.本研究では,タブレット上で実施可能な聴覚情報処理記能検査及び聴覚訓練プログラムを開発した.聴覚訓練プログラムは,専門機関のみで行われていたトレーニングを在籍校や自宅等で実施可能であり、トレーニングを行うことを可能となった.トレーニング結果をWeb上で共有し,より効率的にトレーニングを進めることを可能とした.
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