研究課題/領域番号 |
18K02788
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
巨田 元礼 福井大学, 学術研究院医学系部門, 特別研究員 (60739001)
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研究分担者 |
高橋 哲也 福井大学, 学術研究院医学系部門, 客員准教授 (00377459)
水野 賀史 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 准教授 (50756814)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 発達性ディスレクシア / 早期診断 / 読字能力の早期アセスメント / 読字リスクの早期アセスメント / 早期発見 / 神経ネットワーク障害 / 脳波非線形解析 / 安静時機能的MRI |
研究成果の概要 |
発達性ディスレクシア(developmental dyslexia; DD)早期発見を目的に、就学前に神経発達症の診断で医療機関を受診している年長児に対し読字能力の評価(読字リスクの早期アセスメント)を行い、それらの児が就学後にDD診断ガイドライン検査において、どのような結果を示すかを調べる研究では、1年生の8~9月は特殊音節習得前であり、流暢性を読みの速度で評価することを基本とするガイドライン音読検査によるDD診断は困難であった。 早期アセスメントはDD児の早期発見に寄与すると考えられるが、確実な診断のためには方法整備が必要であり、早期診断のためのアセスメントツールはさらに検討の余地がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
神経発達症を合併しているDD児を早期に発見し、診断するにはそのアセスメントツールの再構築や診断バッテリーの整備が必要であることが明らかになった。
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