研究課題/領域番号 |
18K02815
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 東京理科大学 (2021) 東京工業大学 (2018-2020) |
研究代表者 |
大浦 弘樹 東京理科大学, 教育支援機構, 准教授 (90466871)
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研究分担者 |
伏木田 稚子 東京都立大学, 大学教育センター, 准教授 (40737128)
吉川 遼 名古屋文理大学, 情報メディア学部, 助教 (70811165)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 反転授業 / 認識的準備活動 / ゲーム学習 / 統計学習 / ゲーム利用 / 認識的認知 / 統計教育 |
研究成果の概要 |
反転授業の実践において生徒が説明動画を授業前に視聴して来ない問題がしばしば起こる.本研究の目的は,動画の視聴を指示する直前の授業中にこれから学習する知識の意義や自身の既存知識を活性化を図る「認識的準備活動(EPA)」を導入して動画視聴を促し,演習を含めた反転授業の学習成果を高める授業設計の有効性を検証することであった.EPAにノベル型ゲームを活用し,大学と高等学校の授業で実践評価を行った結果,高等学校では通常の反転授業で実施したクラスと比較してEPAを導入した動画視聴率が高く,大学ではEPAに個人で取り組むクラスとグループで取り組むクラスの間に動画視聴の仕方に違いがあることがわかった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の主な知見として, 1) 反転授業にEPAを導入することで学習者の事前動画視聴率が高まる, 2) 個人で取り組むEPAとグループでEPAに取り組む場合,最終的な学習成果に違いは見られないが,動画の視聴パターンが異なる, 3)学習内容に対する心理的価値の高低によって動画の視聴方法が異なる,の3点が挙げられる.本研究の学術的意義は,反転授業を導入する際に,動画視聴前に探索的な問題解決型の学習活動を行うEPAを提案し,その要件の理論的な整理や関連するゲーム教材の開発,上記の知見を明らかにした点にある.
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