研究課題/領域番号 |
18K02825
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 岩手県立大学 |
研究代表者 |
高木 正則 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 准教授 (80460088)
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研究分担者 |
森本 康彦 東京学芸大学, ICTセンター, 教授 (10387532)
市川 尚 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 准教授 (40305313)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 作問学習 / 思考力・判断力・表現力 / ルーブリック / 自己評価 / 他者評価 / eテスティング / 項目プール / 類似問題 / 項目分析 / 目標設定 / 自発的フィードバックループ / コンピュー タ適応型テスト |
研究成果の概要 |
本研究では,作問学習を通して,(1)学習者が主体的に思考力・判断力・表現力を向上できる学習環境の構築と(2)コンピュータ適応型テストでの活用を想定した項目プールの構築を目的とし,目標設定,作問,自己評価,他者評価の学習サイクルを繰り返す学習モデルと次世代作問学習支援システムを設計・開発した.また,作問学習のプロセスと思考力・判断力・表現力の関係性について分析し,作問学習に関連する思考力・判断力・表現力を測定する独自のルーブリックを開発した.本学の授業で開発したシステムを利用して作問学習を継続的に実践した結果,思考力・判断力・表現力の自己評価が向上したことが確認された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は自己調整学習の側面から作問学習プロセスをモデル化し,作問学習と思考力・判断力・表現力の関係性を分析した点に学術的独自性があり,思考力・判断力・表現力等の育成が重要視されている昨今の教育現場に大きな意義があると考える.また,作問学習で作成された問題を項目プールの構築に役立てようとしている点に学術的な発展性があり,これまで項目プールの構築を担ってきたテスト開発関係者に新たな方向性を示す可能性を秘めている.
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