研究課題/領域番号 |
18K02852
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
石沢 千佳子 秋田大学, 理工学研究科, 准教授 (00282161)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 集中 / 文章入力 / キーボード操作 / 体動 / 脈拍 / 心拍 / 視線 / ブラインドタッチ / PCモニタ / 難解文字検出 / 視線停留時間 / 閾値 / 個人差 / キーボードログ / ウィンドウログ / 作業種別 / 集中状態 / 非集中状態 / 音読 / ヒートマップ / 固視微動 / PC操作ログ / 集中度 / ログ解析 |
研究成果の概要 |
本研究では,PCを用いて文章作成作業を行っている間のキーボード操作履歴,体動,心拍,脈拍,および視線をそれぞれ計測し,作業者の集中度を推定するために使用可能な特徴を調査した。その結果,集中時には,キーボードのキーを押下する回数がばらつくこと,体動の発生頻度と移動量が少なくなること,交感神経が亢進すると共に副交感神経が抑制されてストレスの掛かった状態になること,などの特徴が表れることが明らかになった。また,集中を妨げる難解文字を含む文章を読む場合には,難解文字上に視線が長く留まることなども明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で明らかにした集中度推定に使用可能な特徴を用いることにより,今後,集中度を推定するための手法の開発が可能になる。PC作業中の集中度推定が可能になると,講義受講者が作業に集中できないタイミングを発見して助言等を行えるようになるため,教育効果の向上が期待できる。本研究で得られた成果は,遠隔授業中の受講者の心理状態を把握するための要素技術になり得る。
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