研究課題/領域番号 |
18K02856
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
伊藤 大輔 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 特別研究教員 (90436759)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | マイクロスケール実験 / 腐食防食 / リカレント教育 / 実験教育 / 社会インフラ / 維持管理 / 技術者教育 / 実験教材 / 社会人教育 / 公開講座 / 電気化学 / 出前講座 / 実験講座 / 教材 / 腐食 / 社会人講座 / 技術教育 / 非技術者 / 技術伝承 / 出張講座 / 初学者 |
研究成果の概要 |
本研究は初学者・非技術者のための維持管理に必要な基礎知識・一般的技術知識の体系化(さびの基礎知識、さびの事例解析、さびの予測・検査技術、さびの防止・補修技術、構造物の寿命・リスクの基礎知識)を行うとともに各技術の重点項目の炙り出し、そのマイクロスケール実験教材化、それを活用した講座の実施による教育効果・実適用性を検証した。 成果として、開発された7種類の腐食防食関連マイクロスケール実験教材を対面式の講座において、少人数または個別教育のツールとして、これまでの通常の実験教材と同等またはそれ以上の教育効果があることが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、マイクロスケール実験教材を活用した教育は、主に小中高の理科や化学実験の中で実践されており、本テーマのように、社会人リカレント教育への適用は皆無であった。また、テーマとして設定された金属の腐食防食現象の理解は、より実務的な内容であった。したがって、学生に対する一般的科学現象ではなく社会人に対する専門的科学現象という新たな教育実践の検証であった。成果としては、専門的な内容であっても基本現象の組み合わせであり、その1つ1つを理解できる教材であれば、社会人に対しても十分教育効果があることが実証された。
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