研究課題/領域番号 |
18K02902
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 富山県立大学 |
研究代表者 |
本吉 達郎 富山県立大学, 工学部, 准教授 (20533061)
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研究分担者 |
澤井 圭 富山県立大学, 工学部, 准教授 (80624080)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | タンジブルユーザインタフェース / プログラミング / 視覚障害者支援 / タンジブルビットユーザインタフェース / 視覚障がい者支援 / 関数 |
研究成果の概要 |
木製ブロックを並べてプログラミングが可能ツールP-CUBEに「関数プログラミングの考え方」の学習機能を実装したP-CUBE2を開発した.視覚障碍者,および晴眼者の未就学児にP-CUBE2を使用してもらい学習結果の評価を行った.その結果,あらかじめ用意された学習メニューに従って発話プログラムを作成することによって,サブルーチンや関数の概念を学習できることを確認した.また,P-CUBE2を用いて作成したプログラムを記録し「正解/不正解」の判定が可能なシステムを実装し,学習者の理解度を推定できることを示したほか,客観的データを用いたタンジブルなプログラミングツールの有用性分析への足掛かりを構築した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
視覚障がい者をターゲットユーザに含むことができ,関数プログラミングの考え方を学習内容に取り込んでいる唯一のTUIツールを開発できた.また,TUIを採用したツールのプログラミング操作と学習効果との関連性の分析に有用な客観的データの取得方法を検討,実装することができた.本研究を発展的に継続させ,TUIツールの導入を援用する知見を得る基盤を構築できた.
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