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多様化する学習者を意識した先進技術を含むデジタル教科書用コンテンツの開発と検証

研究課題

研究課題/領域番号 18K02905
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09070:教育工学関連
研究機関公立千歳科学技術大学

研究代表者

曽我 聡起  公立千歳科学技術大学, 理工学部, 特任教授 (30279476)

研究分担者 川名 典人  公立千歳科学技術大学, 理工学部, 教授 (50295929)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードデジタル教材 / AR / VR / UI / 内発的モチベーション / デジタル教科書 / 携帯情報端末 / 多様化する学習者 / 自己決定理論 / 教育教材 / インタラクティブ / オンライン / 漫画 / オンライン授業 / Books Store / iBooks Author / Moodle / LMS / インタラクティブ要素
研究成果の概要

本研究は,日本の教育環境にタブレット端末の支給やそのコンテンツとしてデジタル教科書の配布が実現しつつあった2018年の社会状況を背景としていた。その後,COVID-19への対応により教育は対面式からデジタル端末とネットワークを利用するオンライン方式が導入された。特に,教育現場におけるネットワークの普及は,Webなどによるデジタルコンテンツの配信と利用に変化した。
一方,我々が実証実験で示したように,ARやVRなどのコンテンツの教材利用に関しては,小学校における複式学級のような多様な学習者への対応や授業様式に取り入れることにより,学習者の内発的モチベーションを高める効果があることを確認した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により,ARやVRなどのデジタル教材を教育に用いることが,多様な学習において内発的モチベーションを高めるものであることを示した。ARの実証実験では,地域学習などにおいて,過去の事物を学習者の現実環境にて実物大で体感できることを示し,このことは,これまでの紙と鉛筆による学習では得難いものである。
我々はこうしたデジタルコンテンツを統一された操作環境であるデジタル教科書を通じて配信することを想定していたが,開発ツールの提供が停止するなど,想定とは異なる事態となった。我々の実証実験では,教育現場においては,こうしたUIの異なるツールへの対応が学習者の負担となる可能性について示すことができた。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (12件)

すべて 2022 2021 2020 2019 2018 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件) 学会発表 (10件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 自作デジタル教科書におけるVRビューサービスの利用に関する考察2018

    • 著者名/発表者名
      曽我 聡起、中原 敬広、布施 泉、川名 典人
    • 雑誌名

      日本デジタル教科書学会発表予稿集

      巻: 7 号: 0 ページ: 71-72

    • DOI

      10.20755/jsdtpr.7.0_71

    • NAID

      130007495678

    • ISSN
      2432-6127
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] デジタル仮想コンテンツを含むデジタル教科書を用いた体験型学習2022

    • 著者名/発表者名
      曽我聡起
    • 学会等名
      日本デジタル教科書学会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 拡張現実を利用した学習意欲を満足させる体験型学習に関する報告2021

    • 著者名/発表者名
      曽我聡起,川名典人
    • 学会等名
      PCカンファレンス北海道2021
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 教育教材と教育補助教材に関するデジタル漫画の構造的差異の考察2020

    • 著者名/発表者名
      西島花音
    • 学会等名
      コンピュータ利用教育学会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 授業中作成する作業支援用デジタル漫画を用いた 講義およびデジタル教科書に関する検討2019

    • 著者名/発表者名
      曽我聡起・西島花音・川名典人・布施泉
    • 学会等名
      コンピュータ利用教育学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 授業内容の漫画化が学習者のモチベーションに及ぼす効果の研究2019

    • 著者名/発表者名
      西島花音・川名典人・布施 泉・曽我聡起
    • 学会等名
      日本デジタル教科書学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 三人称視点で作成する 授業内容に関する デジタル漫画教材に 関する研究2019

    • 著者名/発表者名
      西島花音・川名典人・布施泉・曽我聡起
    • 学会等名
      コンピュータ利用教育学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] ビジュアル型言語からテキスト記述型言語への移行を意識したプログラミング教育支援教材の提案2019

    • 著者名/発表者名
      伊藤優・曽我聡起
    • 学会等名
      日本デジタル教科書学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 「本当にインタラクティブなデジタル教科書」の改善と効果的な利用に関する実践報告2018

    • 著者名/発表者名
      曽我聡起,中原敬広,川名典人,布施泉,中村泰之
    • 学会等名
      コンピュータ利用教育学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] オフライン型VRビューコンテンツを用いた 自作デジタル教科書の試作に関する報告2018

    • 著者名/発表者名
      曽我聡起,中原敬広,川名典人
    • 学会等名
      コンピュータ利用教育学会北海道支部
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 自作デジタル教科書におけるVRビューサービスの利用に関する考察2018

    • 著者名/発表者名
      曽我 聡起、中原 敬広、布施 泉、川名 典人
    • 学会等名
      日本デジタル教科書学会発表予稿集
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [備考] 教育とコンピュータ

    • URL

      https://report.sogalab.com

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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