研究課題/領域番号 |
18K02911
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
尾澤 重知 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (50386661)
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研究分担者 |
森 裕生 鹿児島大学, 総合科学域総合教育学系, 助教 (00758617)
江木 啓訓 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (30422504)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | アクティブラーニング / 学習プロセス / プロジェクト型学習 / 学習評価 / 理解プロセス / グループ学習 / 振り返り / 振り返り 3.研究課題名 / ライティング / アクティブ・ラーニング / ノートテイキング / デジタルペン |
研究成果の概要 |
本研究では、学生の授業理解のプロセスの特徴の把握と、その支援方法を明らかにすることを目的に、大学教育におけるアクティブラーニング型の授業を対象とした実践研究を行った。本研究で得られた成果は大きく2点ある。第一は、「疑問に思ったこと」についてのノートテイキングが、理解のプロセスの把握や支援に有効である点である。第二は、「疑問に思ったこと」について、授業内でディスカッションすることで、集団としての理解度を高める可能性がある点である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の社会的な意義は、学生の授業理解のプロセスとその課題を部分的ではあるが明らかにした点である。学生は、アクティブラーニング型の授業であっても、講義型の授業であっても、自身の探究よりも、他者からの評価を意識する傾向が見られた。これを回避するためには疑問に思ったこと、探究したいことを他者と共有し、探究可能性について議論を促すことが重要である。
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