研究課題/領域番号 |
18K02922
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 四国大学 |
研究代表者 |
戸川 聡 四国大学, 経営情報学部, 教授 (20399166)
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研究分担者 |
金西 計英 徳島大学, 高等教育研究センター, 教授 (80204577)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 教育支援システム / 適応的リスク管理 / マルチクラウド活用 / コンテナ型仮想化 / 危機管理 / システム減災 |
研究成果の概要 |
本研究では,自然災害や地政学的問題など多様化するリスク要因に対する教育支援環境のリスク管理機構の提案をおこなった。教育支援システムにおいてパブリッククラウドの単一的な適用のみでは多様化するリスクへの対応は難しい。マルチクラウド環境を対象として,リスク要因に対応した減災ポリシーの策定と選択された減災ポリシーに基づく適応的なリスク対応戦略により,様々なリスク要因に対するシステムのレジリエンスを確保できることを示した。COVID-19による新たな脅威に対しても,減災ポリシーを策定し適用することで新たなリスクに適応的に対応できる可能性を示唆した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,コンテナ型仮想化基盤とオーケストレーション機構による教育支援システムの実装,及び,リスク要因に対する適応的な減災戦略の実効性について一定の知見を提供できたものと考える。また,減災戦略適用のトリガーによるポリシー選定の有効性についても一定の知見を示している。新型コロナウイルス流行など想定外のリスク要因発生に対し,システム継続性やレジリエンスの確保についても1つの提案を示していると考える。
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