研究課題
基盤研究(C)
本研究ではICT技術を活かした教育実践実験プラットフォーム、特に脈波解析による学習取り組み姿勢の評価を行うことができるシステムを開発しました。近年SDGsの4番目に掲げられたQuality Educationの一環として発展途上国における遠隔教育が注目されているが、教室での授業と比較すると一人一人の集中力を高める仕組みが必要です。この研究成果を用いれば、遠隔からでも一人一人の集中度合い等の取り組み状況が定量的に把握することができるため、遠隔教育の効果を高めることができるだけでなく、お年寄りの認知機能改善のためのトレーニングにも応用することができます。
本研究成果の社会的意義は、ICT技術を活かした教育の効率化にある。教育は教授される内容も重要ではあるが、学習者が集中して取り組む(考える)ことによって深い学びを実現することも極めて重要であるため、脈動波形解析をはじめとする生体情報をリアルタイムに計測することで取り組み状況を推し量ることの意義は大きい。この研究成果によって学生の教育効果を向上させることが可能となるので、発展途上国や島嶼部などの通常の学校教育が行い難い地域での遠隔教育の効率化にも貢献できる。また、学生の教育だけでなく、本研究成果はお年寄りの認知機能改善のためのトレーニングにも役立てることができる。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 4件) 備考 (2件)
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