研究課題/領域番号 |
18K02938
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
松本 一郎 島根大学, 学術研究院教育学系, 教授 (30335541)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 大地の学習 / 天体学習 / 単元横断授業 / 野外学習 / インターネットカメラ / 野外地学学習 / 地質 / 天体(月と太陽 / 宇宙と地球 / 天体(月と太陽) / 天体(星の動き) / 天体(月と太陽) |
研究成果の概要 |
本研究は、主に小学校と中学校における大地の学習と天体の学習を融合させるような教材開発・授業実践を目指した。本研究の最も顕著な成果として、研究期間中に野外学習を中心に研究授業実践を幼稚園、小学校、中学校、高等学校において72回実施することができた点である。本研究は、これまで別個に行われてきた天体と大地の学習を融合させることで、理科の中の地球領域における時間概念・空間概念の育成を大きくサポートすることが児童・生徒の授業中の発話や授業後の自由記述のアンケート結果から明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで理科授業の中でも天体分野と大地の学習分野は、教室の中で実物を観察しながらの授業が難しかった。実際、多くの場合、ビデオ教材や模型教材などを活用しての授業に留まっていた。しかし、本研究により、大地の学習の場合、地域の地層や岩石の露出場所を調査し授業に活かすように教材開発に成功した。また、天体学習については、日中の授業では観察が困難な星空を、同時間が夜間にあたる海外のネットカメラ(i-Can)を用い、時間の経過とともに移動する実際の星空の観察を行えた。加えて、天体と大地の学習を関連・融合させた授業展開にすることで、時間概念・空間概念の獲得につながることを示した。
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