研究課題/領域番号 |
18K02952
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
田中 幹人 法政大学, 理工学部, 准教授 (80572057)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 天文文化論 / 質的研究 / 地方創生 / キャリア形成 / 天文学コミュニケーション / 地域活性化 / 天文教育 / 正課外教育 / アウトリーチ活動 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、天文学コミュニケーション活動を経験した人々の学びや成長を、先行研究より対象を広げて調査することと、その学習成果を促進させるための具体的な施策を検討することである。天文学コミュニケーション活動に参加する人々は、「人間関係の広がり」や自己成長に代表される「心的影響」を得るだけでなく、活動拠点における「地域への愛着」も得ることで、天文学だけでなく地域の魅力を発信する担い手となる可能性があることがわかった。また、一般市民が天文学コミュニケーション活動に関わり学習成果を促進できる場として、持続的な小中学生向きの天文学講座の検討と、空き家を利活用した天文台の設置の検討を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでほとんど議論されてこなかった天文学コミュニケーション活動における学習成果や参加意義を可視化し、また一般市民がその活動に参加する上で障壁となることやその障壁をどのようにすればクリアし学習成果に繋げやすくするかについて具体的に検討を行っている。本研究成果は、天文学コミュニケーション活動の担い手だけでなく、天文学コミュニケーション活動を企画する企画者にとっても有益な情報であり、今後の天文学コミュニケーションをより発展させることに繋がると期待できる。
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