研究課題/領域番号 |
18K02975
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
荻野 和子 東北大学, 理学研究科, 客員研究者 (40004353)
|
研究分担者 |
荻野 博 東北大学, 理学研究科, 名誉教授 (00004292)
渡辺 尚 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (20756522)
猿渡 英之 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (30221287)
栗山 恭直 山形大学, 理学部, 教授 (50225273)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | マイクロスケール化学実験 / ESD / 感染防止 / インクルーシブ教育 / 電池と電気分解 / マイクロスケール実験 / SDGs / 電池 / 電気分解 / マイクロスケールケミストリー / 実験授業 / マイクロスケール滴定 / プラスチックリサイクル / 化学実験 / 現代化学 / SDGs / ESD / 分子機械 / ロタキサン / 水素社会 / 電池・電気分解 |
研究成果の概要 |
私たちは長年マイクロスケールケミストリー(MC)をさまざまな観点から研究してきた。本研究では新しい展開を研究した。1.持続可能な開発のための教育(ESD)のテーマに含まれる環境問題、エネギー・資源問題への理解に適したMCを開発した。いずれも短時間で個人実験が可能なものである。2.2020年3月ごろからCOVID-19が日本でも広がり、感染防止の観点から生徒実験をともなう授業は制約を受けた。MCを使うと感染防止と両立する生徒実験が可能になることを示した。3.肢体不自由生徒の化学教育にMCが有効であることを示すことができた。いくつかのテーマの実験を開発したが、さらに研究をすすめる必要がある。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はマイクロスケール化学実験(MC)を新しい視点で研究したものである。ESDに関連する教材は短時間で実施できるので、地球環境、エネルギー等について生徒の討論の時間をもつことができる。MCの手法を用いるとパンデミックの際でも感染の危険を避けて実施できる化学実験を研究した。また肢体不自由生徒が安全に実験できる手法をMCで実現できることを明らかにしたことはインクルーシブ教育に寄与する。
|