研究課題/領域番号 |
18K02997
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
|
研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
兼子 尚知 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質調査総合センター, 主任研究員 (50356804)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 3Dプリンタ / 3Dデータ / 地質標本 / 模型 / 新型コロナウィルス感染症 / 3Dプリンタ / X線CTスキャナ / 地質情報 / 博物館 / 展示技術 / 立体模型 |
研究成果の概要 |
本課題の目的は,3Dプリンタで地質情報の立体模型を造型するノウハウの構築,その模型を研究素材や教材として利用し,展示・説明等に用いてその高度化を図ることである.この目的に沿った本課題の主な研究成果は,次の通りである.デスクトップ3Dスキャニングシステムの導入による化石等の地質標本の3Dモデル化,産業技術総合研究所地質標本館の代表的な展示物である実物大褶曲模型やデスモスチルス復元模型の写真測量方式による3D化,岩手火山の1/52000地形模型,放散虫化石のCTデータからの拡大模型,地中熱利用システムの縮小模型などの造形を行い,これらをイベントなどでの展示・説明に供した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本課題の目的は,3Dプリンタによって地質情報の立体模型を造型するノウハウの構築,その模型を研究素材として利用することによる研究進展への貢献,模型を教材として教育や人材育成に利用したり,研究成果発信のための展示・説明等に用いてその高度化を図ることである.この最新技術を本分野に導入して効率的な利用を図ることで,作成された精密な模型が研究材料として有用となり,研究分野の発展に貢献することが期待される.また,社会的にもそれらの立体模型を教材として教育や人材育成に利用したり,研究成果の可視化が容易になるなど,それぞれに意義深いといえる.
|