研究課題/領域番号 |
18K03063
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10020:教育心理学関連
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研究機関 | 京都教育大学 |
研究代表者 |
田爪 宏二 京都教育大学, 教育学部, 教授 (20310865)
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研究分担者 |
高垣 マユミ 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (50350567)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 認知的個性 / 教員養成 / 授業力 / 認知的情報処理 / 認知的個人差 / 実行機能 |
研究成果の概要 |
大学の教員養成課程における、学生の個性を活かした教師としての資質向上、及びそこにおける大学の教育的支援について、主に認知心理学的視点から検討を行った。特に、これまで授業力等の教師としての資質の規定因として検討がなされていなかった「認知的個性(認知的情報処理の特性や方略の個人差)」に注目し、性格・情動特性を含めながら、教師としての資質との関係を検討した。さらに、教員養成課程の各段階における特徴や学年進行による変化の様相を明らかにした。研究結果を踏まえ、学生への教育的支援のあり方など、大学における教員養成教育への示唆を提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られた成果は、教員養成課程における学生の教師としての資質について、認知的個性との関連、及びその養成課程における変化の様相を明らかにしたという点で学術的に意義が認められる。なお、研究知見は学会発表や学術論文等、また各種研修等を通して教員養成大学や教育現場へ発信した。それらの知見をもとに大学における教員養成教育への示唆を提示し、教員養成課程において教育現場のニーズに対応する質の高い教師を養成するという、社会的に意義の高い成果が得られた。
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