研究課題/領域番号 |
18K03090
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
山宮 裕子 お茶の水女子大学, 人間発達教育科学研究所, 研究協力員 (60575504)
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研究分担者 |
大森 美香 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (50312806)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 妊婦 / 身体不満足感 / やせ理想の内面化 / 体重コントロール行動 / 他人の容姿との比較傾向 / 縦断的研究 / ボディイメージ / 身体的変化 / 減量行動 / やせ願望 / やせ理想 / 他人の容姿との比較 / 若年女性 / 妊娠 / 身体的な変化 / 嫌悪感 / 尺度の作成 / 体重変化 / 縦断的検討 |
研究成果の概要 |
妊娠期間中に起こる様々な身体的変化に対する若い女性や妊婦のネガティブな態度を測定するための尺度を開発した。この尺度を使用し、若い女性や妊婦を対象に、容姿や体型に関する様々な心理的要因と、妊娠期間中に起こる身体的な変化に対するネガティブな態度との関連を検証したところ、やせ理想の内面化、身体不満足感、他人の容姿との比較傾向、ダイエット行動が、妊娠期間中の身体的な変化に対するネガティブな態度と関連していることがわかった。さらに、妊娠前の容姿や体型に関する様々な心理的要因が、妊娠中に変化する自身の身体に対するネガティブな態度や身体不満足感、体重コントロール行動の変化と関連していることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
妊娠中に女性が経験する身体不満足感やそれに伴う不適切な体重コントロール行動はこれまであまり検証されてこなかった。特に、女性の多くが妊娠期間中の体重増加を最小限にしようとすることは知られていたが、その心理的要因は十分に検証されてきたとはいえない。本研究の学術的意義は、妊娠前のやせ理想の内面化ややせ願望、他人の容姿との比較傾向などが、妊娠期間中の身体不満足感や体重コントロール行動と関連していることを明らかにした点である。また、この知見により、妊娠中の身体不満足感や不適切な体重コントロール行動の予防法や介入法の構築を目指すことが期待できる点で社会的意義があるといえよう。
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