研究課題/領域番号 |
18K03116
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
安田 節之 法政大学, キャリアデザイン学部, 教授 (00434340)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | プログラム評価 / ベストプラクティス・アプローチ / エビデンスベースド・アプローチ / 対人・コミュニティ援助 / プロセス評価 / アウトカム評価 / アカウンタビリティ / ベストプラクティス / デルファイ・メソッド / 評価可能性アセスメント / 就職氷河期世代支援プログラム / エビデンスに基づく実践 / サクセスケース・メソッド / 評価研究 / ベンチマーキング / Best Practice Approach / TQM / 心理教育プログラム / ライフキャリア支援 / キャリア支援 |
研究成果の概要 |
エビデンスベースド・アプローチ(EBA)による評価研究が技術的・倫理的に困難であるプログラムに関する評価アプローチの検討を行うことが本研究の目的であった。そこでEBAを補完するベストプラクティス・アプローチ(BPA)の検討を行った。EBAで活用される実験・準実験デザインによる評価研究の方法論は発展し続けている一方で,それらの枠組みには依拠しない評価方法論の開発が急がれている。このようななか,優れた実践,即ちベストプラクティスの過程(プロセス)や効果を既存の方法論によって測定・評価し,それをベンチマーキングすることにより効果的・効率的なプログラムやサービスの質向上を行うBPAのあり方を模索した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
社会科学はもとよりあらゆる領域においてエビデンスに基づく実践の重要性が指摘されている。これは社会サービスや教育プログラムをいわゆる経験や勘そして気合・気分・度胸(だけ)ではなく,エビデンス(データ)を活用して設計・運営・評価する流れと連動するものである。しかし評価対象の無作為抽出・配置といった技術面・倫理面における困難に代表されるように,科学的なエビデンスの収集・評価には様々なハードルが存在する。このようななか,対人・コミュニティ援助などにおいて優れた実践(ベストプラクティス)に焦点を当て,それを基準としたプログラムの評価研究および実践の質向上を行うことは,次善策としての価値・意義がある。
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