研究課題
基盤研究(C)
ルート系に付随する実トーリック多様体について,そのコホモロジーへのワイル群の作用を考察したのが最も興味深い成果である.その応用として,オイラーのジクザク数の一般化という組合せ論的におもしろい対象がトポロジーを通して出現した.また,旗多様体や実トーリック多様体,ワイル群などを扱った研究全般を通じて,具体例を計算するためのアルゴリズムを多数開発した.数学外にも応用される計算機プログラムを研究期間中に複数公開した.
旗多様体や実トーリック多様体といった空間のトポロジーと組合せ論を協調させて解析する実例を複数提供したことが,同変トポロジー分野における学術的意義といえる.また,計算アルゴリズムを開発しその実装を公開したことで,今後具体例から新たな知見が得られることが期待される.応用として,機械学習や画像解析の手法を開発し,こちらもその実装を公開している.実際に医療・材料・データ解析などに利用されており,社会還元がなされている.
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すべて 国際共同研究 (4件) 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 4件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 5件、 招待講演 2件) 備考 (5件)
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