研究課題/領域番号 |
18K03589
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分14020:核融合学関連
|
研究機関 | 九州大学 (2019-2021) 核融合科学研究所 (2018) |
研究代表者 |
井戸 毅 九州大学, 応用力学研究所, 教授 (50332185)
|
研究分担者 |
清水 昭博 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 助教 (00390633)
谷池 晃 神戸大学, 海事科学研究科, 准教授 (50283916)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
|
キーワード | 磁場閉じ込めプラズマ / 乱流 / 高エネルギー粒子駆動不安定性 / 重イオンビームプローブ / 高速イオン励起不安定性 / 電場 / 高速イオン / 高エネルギー粒子駆動揺動 / プラズマ乱流 / 高エネルギー重イオン検出器 |
研究成果の概要 |
磁場閉じ込めプラズマの閉じ込め性能を左右する電位や密度の揺らぎを計測するための計測器であるHIBPの高精度化を行い、これを用いてプラズマ中の高速イオンによって励起される不安定性とプラズマ乱流の計測に成功した。高速イオン励起不安定性とプラズマ乱流の直接相互作用は観測されなかったが、これまで観測されたことのない、高速イオン励起不安定性の2次元構造や高速イオンによる電場形成など新しい現象を見出すことに成功した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
空間広がりや変動の時定数の異なる乱流と高速イオンによって励起される揺らぎは、従来は異なる階層の現象として独立して理解されていたが、近年ではそれらの相互作用に着目した研究が進み始めている。本研究は実験からそのような階層間結合の理解を進めようとしたものである。特に、これまで観測されたことがない、高速イオン励起不安性の空間構造や高速イオンによって形成される電位分布と密度分布の特異な構造の発見は、この研究分野の進展を加速する成果である。
|