研究課題/領域番号 |
18K03727
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分17010:宇宙惑星科学関連
|
研究機関 | 東北工業大学 |
研究代表者 |
中川 朋子 東北工業大学, 工学部, 教授 (40222161)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 月 / 太陽風プラズマ / 磁場変動 / かぐや衛星 / リム圧縮 / ホイスラ波 / シアーアルフベン波 / サイクロトロン / 月ウェイク / 反射イオン / 偏波 / ホットフローアノマリー / 磁気異常 / ウェイク / プラズマ / 磁場 / 太陽風 / ホイッスラー波 / 反射粒子 / ELF / 沿磁力線電流 / 渦 / 周波数ドリフト / ダイナモ / 流体 / サイクロトロンスケール / ELF波 |
研究成果の概要 |
近年、月周辺では、従来知られていたウェイクの形成や反射イオンによる1秒・100秒周期のプラズマ波動以外にも、より小スケールの現象が発見されている。本研究では、イオンのサイクロトロン半径より小さい15kmスケールのリム圧縮や、月の極域で発見された広帯域のホイスラ波、薄いウェイク境界で励起しウェイク内に伝わるシアーアルフベン波などについて、かぐや衛星による磁場・プラズマ粒子の観測に基づいて発生機構を解明した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、実利用への関心が高まっている月であるが、その電磁環境が十分に知られているとは言い難い。着陸機の軌道制御に月の磁場を利用するようなアイディアがあったとしても、太陽風との相互作用によって時に3-4倍も磁場強度が変動することを知らないと危険である。本研究は、これまで知られていた反射イオンによる昼側低周波磁場変動に加え、新たにウェイク中の低周波アルフベン波、月の極域の広帯域ホイスラ波、昼夜境界の小スケールリム圧縮について解明したものである。
|