研究課題/領域番号 |
18K03729
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分17010:宇宙惑星科学関連
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研究機関 | 国立極地研究所 |
研究代表者 |
木村 眞 国立極地研究所, 先端研究推進系, 特任教授 (20142226)
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研究分担者 |
堀江 憲路 国立極地研究所, 研究教育系, 助教 (00571093)
小松 睦美 総合研究大学院大学, 教育開発センター, 助教 (50609732)
今栄 直也 国立極地研究所, 研究教育系, 助教 (60271037)
山口 亮 国立極地研究所, 研究教育系, 准教授 (70321560)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 太陽系 / 隕石 / コンドライト / 分類 / 鉱物 / 難揮発性包有物 / 炭素質コンドライト / 超難揮発性包有物 / CMコンドライト / CRコンドライト / エンスタタイト / 太陽系初期 / 微量元素 |
研究成果の概要 |
太陽系初期に起こった現象やその段階における物質進化については観測や理論的解析により概略が明らかになってきている。しかし、その詳細を知るためには物質科学的研究が欠かせない。これまでは、太陽系の特に最初期段階を直接知る手がかりは少なかったが、本研究では炭素質コンドライトに着目した。本研究ではまず分類学的検討を行い、ついでこれに含まれる構成物質を観察・分析し、その鉱物学的、地球化学的特徴を明らかにした。また年代や同位体測定も実施することにより、太陽系最初期の時間的制約、物理条件などに知見を与えた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
太陽系の形成過程の概略は原始惑星系円盤の観測や理論的解析により近年明らかになってきた。しかし原始太陽系の進化過程や物理条件の詳細を観測や理論のみによって明らかにすることは困難である。そのため、原始太陽系段階で形成された隕石の研究が欠かせない。その中でも炭素質コンドライトは元素存在度等の特徴から太陽系の始源物質と考えられている。本研究の意義は炭素質コンドライトを直接分析して太陽系最初期の情報をそこから得るところにある。
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