研究課題/領域番号 |
18K03793
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分17040:固体地球科学関連
|
研究機関 | 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター) |
研究代表者 |
領木 邦浩 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 教授 (70522085)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 大地抵抗率 / 接地抵抗 / 繰り返し測定 / 地下水位変動 / 水位観測井 / 地下水流動経路 / 地温 / 武蔵野台地 / 大地抵抗 / 微地形 / 自由地下水面上昇 / 地下水位変動災害 / 地球温暖化による降水増加 / 宙水 / 電気設備接地極の利用 / ローム層 / 等価接地抵抗 / 大地の特性理解 |
研究成果の概要 |
社会に被害をもたらす地下水位上昇のモニタリングを目的として建築物等の接地抵抗値の連続測定を実施し、地下水位変動観測値との関係を検証した。また、その理論的背景について検討した。 接地抵抗値の変化に影響を及ぼすであろう気温・大気圧・地下水温・地下水電気伝導度・降水量の連続観測を合わせて行い、接地抵抗値との関係を検討した。 その結果、地温の年周変化に伴う周期的な変動や降雨の影響による極短期的な変化を補正すれば地下水位の変動をモニタリングする手段の一つとして有用であることが判明した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、突発的な豪雨に伴う地下水位の急上昇によってしばしば予期しない出水が起こり、被害がが生じている。そこで、地下水位のモニタリングを目的として建築物等の接地抵抗値の連続測定を実施し、地下水位変動観測値との関係を検証した。このため、その理論的背景について検討した。 観測の結果、地温の年周変化に伴う周期的な変動や降雨の影響による極短期的な変化を補正すれば地下水位の変動をモニタリングする手段の一つとして有用であることが判明した。今後はここで確立した観測を維持し、地下水位の急上昇を察知する手法が確立できるよう、検討を重ねて行く。
|