研究課題/領域番号 |
18K03934
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分19010:流体工学関連
|
研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
小笠原 紀行 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00552184)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
|
キーワード | 混相流 / 気泡 / 壁面 / 薄い液膜 / 気泡クラスタ / 電解質 / 界面活性剤 / 液膜 / 光干渉計 / 気泡壁面間相互作用 |
研究成果の概要 |
連続相としての液相中に分散相として気体が存在する流れである気泡流においては,気泡気泡間や気泡壁面間の相互作用がその流動構造の決定に重要な因子となる.本研究では,複数の気泡や壁面間の相互作用の結果としてもたらされる気泡クラスタ形成や気泡合体といった現象を対象とした実験を行うことで,主に水中に含まれる電解質や界面活性剤の影響を加味した上で解析した.その上で,気泡間相互作用や液膜の薄膜化の素過程を定量的に評価した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
気泡流の流動予測は,工業分野における気泡流利用の最適化や新規手法の開発において不可欠なものである.今回の研究成果は,水中の不純物の影響を加味した上で流動構造の決定因子である気泡間相互作用や液膜の薄膜化に関する未知であった基礎的な知見を取得したことであることに学術的な意義がある.また,これらの成果は気泡流予測のモデリングにおいて貴重な情報であり,今後の予測精度の向上等に対する貢献が期待できる.
|