研究課題/領域番号 |
18K03939
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分19010:流体工学関連
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研究機関 | 米子工業高等専門学校 |
研究代表者 |
早水 庸隆 米子工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (90413822)
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研究分担者 |
百武 徹 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (20335582)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 遡上精子 / マイクロチャネル / PTV / 運動精子 / LIF / 混相流解析 |
研究成果の概要 |
卵管内の力学的環境が運動精子に及ぼす影響の解明を目的として,直チャネル部と曲チャネル部を有するマイクロチャネルと溝ありマイクロチャネル内の運動精子の挙動をPTVで調査した.実験の結果,直チャネル部と曲チャネル部においては,いずれも遡上精子は低流速域である壁面付近に集中した.一方で,溝ありチャネルにおいては,微小溝部にも遡上精子が集中した.そのため,溝ありチャネルの微小溝は精子の遡上運動を補助する可能性を示唆している.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
実際の卵管内は壁面に溝がある微小な曲がり流路であり,卵巣から子宮への流れが生じている.したがって,精子は卵管内の特殊な力学的環境の中で遡上しており,その環境の中で勝ち残った精子こそが受精に最適な精子である.そのため,我々は直チャネル部と曲チャネル部を有するマイクロチャネルと溝ありマイクロチャネル内の遡上精子の挙動を調査した.直チャネル部と曲チャネル部においては,いずれも遡上精子に違いは見られなかった.溝ありチャネルにおいては,微小溝が精子の遡上運動を補助する可能性があり,今後の運動精子分離装置の設計に有用な知見を得た.
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