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血流を模擬した熱エネルギー輸送システムを実現する変形能カプセルスラリーの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K03989
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分19020:熱工学関連
研究機関岡山県立大学

研究代表者

春木 直人  岡山県立大学, 情報工学部, 教授 (10311797)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
キーワード潜熱蓄熱材 / カプセルスラリー / ゼラチンカプセル / 相変化 / 変形能 / 熱エネルギー輸送 / 変形能カプセル / 熱輸送 / 蓄熱物質 / 流動抵抗 / 熱伝達 / 熱輸送媒体 / 赤血球
研究成果の概要

本研究は,蓄熱物質を熱輸送媒体に混合させて,単位体積あたりの熱輸送量を増加させる熱輸送技術において,新たに血液中の赤血球をモデルとした弾性変形可能なカプセルに,蓄熱物質を内封させて熱輸送媒体と混合させる技術開発を行った.その結果,ゼラチンをカプセル材料とすることで含有する潜熱蓄熱材が液相時には柔らかくなるカプセルが作製された.さらに,カプセルスラリーの流動抵抗と熱伝達特性の測定を行い,潜熱蓄熱材が液相時のカプセルスラリーの熱伝達が,固相時よりも高くなることや,相変化によってスラリーの熱伝達特性が増加することが確認された.

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で製作されたゼラチンをカプセル材料としたカプセルは,内包する潜熱蓄熱材が液相状態の場合に従来のカプセルにはない柔らかさが付与され,変形が可能である特性を持たせたことが,本研究の学術的意義の一つである.
さらに,本研究により確認されたスラリー流動時の熱伝達特性が増加する傾向は,このゼラチンカプセルスラリーを熱輸送媒体として使用できる可能性が確認されたことになり,大きな社会的意義であると考えられる.

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 潜熱蓄熱ゼラチンカプセルスラリーの直管試験部における流動と熱伝達特性に関する研究2021

    • 著者名/発表者名
      春木直人,三田哲也,森田慎一
    • 学会等名
      第58回日本伝熱シンポジウム
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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