研究課題/領域番号 |
18K04063
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分20020:ロボティクスおよび知能機械システム関連
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
積際 徹 同志社大学, 生命医科学部, 教授 (90362912)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ロボット / 人間-機械協調系 / ロボットの運動制御 / マンマシンインターフェース / 脳機能解析 / 高次脳機能 / 脳賦活解析 / 筋賦活解析 / インターフェース |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、動特性を有する作業を行う人間の筋肉や脳機能の賦活状態などの生理情報に関わる解析結果と、人間が行う運動に付随する位置や力に関わるデータを相互に分析することにより、作業対象の動特性に対する人間の応答特性を明らかにする解析手法の創成である。また、本研究の成果は、(1) 作業に対する人間の応答(筋・脳賦活などの生理情報)について解析する手法を提案し、(2) 実験ならびに解析結果より、作業動特性の差異によって筋肉や脳機能の賦活状態などの応答特性が異なることを明らかにしたことである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって得られた成果は、筋・脳賦活状態に関わる情報と運動データの相互分析によって、動特性を有する作業に対する人間の応答についてエビデンスに基づいた定量評価が可能となる解析手法を創成したことである。提案手法によれば、人間が扱いやすい操作機器やHMIインターフェース、ロボットなどの運動を規定する動特性の設計時に必要となるデータに関わる解析が実現可能となることから、得られた成果は学術的意義を有するのみならず、未来の先端ものづくりに不可欠となる、ヒトを中心とした機器開発に関わる設計支援を具現化する可能性を秘めており、高い社会的意義を有していると考えられる。
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