研究課題/領域番号 |
18K04098
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21010:電力工学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
原 亮一 北海道大学, 情報科学研究院, 准教授 (80361872)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | デマンドレスポンス / 電力需給調整力 / CGS / 電力需給調整能力 / リソースアグリゲーション |
研究成果の概要 |
本研究では需要家による電気の使い方を直接的・間接的に制御するデマンドレスポンス(DR)の持つ需給調整能力を評価する手法を開発するとともに,複数の需要家側リソースを集約(アグリゲーション)する手法を開発した。その有効性を,ある仮想的なエネル ギー供給会社を想定した計算機シミュレーションにより検証した。 需要家側リソースの活用は,リソースの提供者である需要家,そしてそれを束ねて活用するアグリゲータの双方にとってコストメリットのある枠組みであることを示すことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在進行している電力システム改革においては,電力系統の需給バランスを維持するための調整力を広く公募する調整力市場の本格活用に向けて動いている。本研究で開発した需要家側リソースの活用は,こうした調整力を調達する範囲を家庭レベルまで行き届かせる技術であり,重要な社会インフラである電力システムをより安定かつ低コストで運用することに大きく寄与すると考えられる。
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