研究課題/領域番号 |
18K04112
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21010:電力工学関連
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研究機関 | 豊田工業大学 |
研究代表者 |
藤崎 敬介 豊田工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80373869)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | モータコア損 / 鉄損 / インバータ励磁 / キャリア周波数 / ビルディングファクタ / 正弦波励磁 / WBG素子 / リンギング / ナノ結晶材 / アモルファス材 / PWMインバータ / コア損 / PAMインバータ / SiCインバータ / 埋め込み式同期モータ / アモルファス / モータ駆動システム / 電力用半導体素子 / 数値解析 |
研究成果の概要 |
モータコア損のビルディングファクタの研究として、リングによる正弦波励磁、インバータ励磁、モータの正弦波励磁、インバータ励磁のコア損を計測した。元来モータコアとして使用される電磁鋼板は、JIS,IECにより正弦波励磁での鉄損計測であった。しかしモータコアとして使用される場合にはPWMインバータ励磁となる。このため、モータ形状によるコア損増加要因と、インバータ励磁によるコア損増加要因とは異なるものといえる。その結果、インバータ励磁による鉄損増加は4 %であったが、モータ形状によるコア損増加は17 %であった。つまりモータコア損低減のためには、モータコア形状の研究が重要といえる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでのモータコア損計測評価は、実使用条件のインバータ励磁下でのコア損計測を中心に行われていたが、これにより両者の分離が明確になり、モータの研究、設計の指針といえる。モータコア形状だけではなく,インバータ励磁方法に対しても総合的に議論できるようになった.
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