研究課題/領域番号 |
18K04118
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21010:電力工学関連
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研究機関 | 国際高等専門学校 |
研究代表者 |
直江 伸至 国際高等専門学校, 電気電子工学科, 教授 (00249781)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 発電 / 風流 / 水流 / 渦励振 / リニアジェネレータ / マイクロ水力 / 水力発電 |
研究成果の概要 |
本研究では,落差・傾斜の緩やかな河川・水路での小水力エネルギーを効率よく回収するために考案したリニアジェネレータシステムを開発することが目的である。小水力では大型水力とは異なり水量および落差が小さいために,発電方式や発電機本体に小水力用発電に適したものにする必要がある。本発電システムは,振動翼とリニアジェネレータを機械的に連結することで,落差・傾斜の緩やかな河川・水路からの水力エネルギーを効率よく回収しようとするものである。実施内容は風流および水流によって上下運動する供試体を試作し,その特性を検討した。2種磁束並進構造のリニアジェネレータも試作・検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
落差・傾斜が緩やかな小規模河川・水路において,落差・水量不足から水車発電機を設置することが適さない場合がある。本システムは傾斜が緩やかな水路でも発電が可能であり,その構成には水車の代わりに上下振動出来る振動体を使用する。この振動体にリニアジェネレータを連結することで低速領域での特性を改善しようとするものである。本研究はこれらを機能的に組み合わせた効率的な発電システムを構築することを目指して実施した。
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