研究課題/領域番号 |
18K04125
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21020:通信工学関連
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
金子 晴彦 東京工業大学, 情報理工学院, 准教授 (70392868)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 同期誤り訂正 / DNAストレージ / Polar符号 / 最大事後確率推定 / 制約符号 / McEliece暗号 / 挿入・削除誤り / 有限状態マルコフ通信路 / 耐量子計算機暗号 / 制約符号化 / QC-MDPC符号 / polar符号 / 挿入/削除誤り / 非対称誤り / オーバーサンプリング / 連接符号 / 逐次除去復号 / 対称通信路容量 / 同期誤り / 逐次除去法 / シンボル間干渉 / 通信路符号化 / 通信路モデル |
研究成果の概要 |
本研究では同期(挿入/削除)誤り訂正符号に関して,同期誤り訂正可能なpolar符号の逐次除去復号法,DNAストレージに対する各種誤り訂正符号化(通信路のモデル化,積符号を用いた誤り訂正アルゴリズム,複数トレースからの最大事後確率推定法,制約符号化),などを提案した.また,符号を用いた耐量子計算機暗号(PQC)であるMcEliece暗号に対して同期誤りモデルを適用する準備として,MDPC符号のビットフリッピング復号に関する解析を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
(1) 同期誤りはDNAストレージやレーストラックメモリ等の次世代ストレージやメモリにおいて観測される誤りであり,これらを効率的に訂正する誤り訂正符号はシステムの実用化と高信頼化に有効である.本研究では符号理論に基づきアプリケーションを考慮した誤り訂正符号を提案した. (2) 量子計算機の実用化により,現在使用されている公開鍵暗号など,一部の暗号は解読可能となる可能性がある.本研究では耐量子計算機暗号であるMDPC-McEliece暗号の耐攻撃性向上のため,同期誤りモデルを用いた基礎的な検討を行った.
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