研究課題/領域番号 |
18K04150
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21020:通信工学関連
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研究機関 | 早稲田大学 (2019-2022) 専修大学 (2018) |
研究代表者 |
野村 亮 早稲田大学, データ科学センター, 教授 (90329102)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 情報理論 / 情報理論的乱数生成 / 情報源符号化 / 確率分布の近似問題 / シャノン理論 / 乱数生成 |
研究成果の概要 |
本研究課題は,情報源符号化におけるいくつかの重要な問題設定を対象に,確率構造が未知の状況における高効率符号化に関する研究を行うものである.特に本研究ではこれらの問題において誤り確率を適切に設定すると確率構造が未知の状況が混合情報源を対象とする問題設定として表現できることに着目し特に混合情報源を対象とした解析に重点を置いている.研究機関を通じて情報源符号化およびそれと関わりの深い情報理論的乱数生成問題である情報源Resolvability問題およびIntrinsic Randomness問題について解析を行った.これらの結果からそれぞれの問題に内在するあらたな関係が明らかになった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究期間を通じて情報理論的な乱数生成問題に対して分析を行った.得られた結果から情報理論的な乱数生成問題と情報源符号化問題との関連が明らかになった.意義の一つとして情報源符号化の乱数生成としての一面が明らかになったことがあげられる. またこれらの乱数生成問題は情報セキュリティ問題と関連していることも知られている.本研究結果を直接セキュリティ問題に適用することはできないが,この結果をさらに発展させ情報理論的なセキュリティ問題に対する解析を行うことが考えられる.
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