研究課題/領域番号 |
18K04165
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21030:計測工学関連
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
横田 正幸 島根大学, 学術研究院理工学系, 教授 (80323335)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ディジタルホログラフィ / FMCW / 多重化 / 塗膜の硬化過程 / 偏光の記録と解析 / DH / UV硬化接着剤 / 偏光解析 / 硬化解析 / 外部共振器型LD / FMCW法 |
研究成果の概要 |
レーザー光源の周波数を変調する周波数変調連続波(FMCW)技術をディジタルホログラフィに導入することで,多数物体の弁別解析を可能にした。物体を弁別する条件を実験,数値計算により調べた。また,参照光の光路長を多重化して,直交した直線偏光とすることで物体光の偏光状態を解析する手法を提案した。UV硬化型接着剤の瞬間的な変化及び長時間の硬化特性の両方を解析する実験を行い,接着剤の硬化特性の新しい評価法を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ディジタルホログラフィによる干渉計測法では,その逐次解析により塗膜の乾燥や硬化過程の評価が可能になる。提案法では,ディジタルホログラフィにFMCW技術を導入することにより所望の位置にある物体だけを選択的に解析することが可能になる。また,選択的な像再生から多層塗膜などへの応用や光路長の多重化による参照光の多重化を図り,これによる物体光の偏光状態の解析などを可能にする。これらにより,従来の塗膜乾燥評価において,多層塗膜への適用や塗膜内の応力の変化などを解析することが可能になる。
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