研究課題/領域番号 |
18K04274
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21060:電子デバイスおよび電子機器関連
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研究機関 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
研究代表者 |
梶 貴博 国立研究開発法人情報通信研究機構, 未来ICT研究所神戸フロンティア研究センター, 主任研究員 (40573134)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 電気光学ポリマー / テラヘルツ波発生 / 有機光デバイス / 非線形光学 |
研究成果の概要 |
全テラヘルツ領域(0.1~10 THz以上)にて動作可能な室温動作の連続発振(CW)テラヘルツ波発生デバイスの実現を目指し、高効率かつ超広帯域(20 THz以上)のテラヘルツ波発生を可能とする電気光学(EO)ポリマーを用いたデバイス開発を実施した。予めポーリングを行ったEOポリマー膜を転写するプロセス技術を用いることで、スラブ導波路型およびエアーギャップ構造を有する導波路型テラヘルツ波発生デバイス、アレイアンテナとグラウンド電極を有する導波路型テラヘルツ波受信デバイスを試作し、評価を行った。小型で低出力なフェムト秒ファイバーレーザーを用いた導波路型デバイスによるテラヘルツ波発生を実証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は、EOポリマーを用いた導波路型デバイスによるテラヘルツ波発生に成功した先駆的な成果であり、超大容量・超高速無線通信や非接触・非侵襲での物体センシングの実現のために必要となる全テラヘルツ領域(0.1~10 THz以上)にて動作可能な小型かつ室温動作のCWテラヘルツ光源の実現につながる成果である。
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