研究課題/領域番号 |
18K04331
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22020:構造工学および地震工学関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
小野 潔 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60324802)
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研究分担者 |
穴見 健吾 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (30272678)
宮下 剛 長岡技術科学大学, 工学研究科, 准教授 (20432099)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 高性能鋼 / シャルピー吸収エネルギー / 高じん性 / 耐荷力 / 曲げ加工 / ひずみ時効 / SBHS / 橋梁用高性能鋼 / 残留応力 / SBHS / 機械的性質 |
研究成果の概要 |
橋梁用高性能鋼であるSBHSの特性を活用することで,矩形断面鋼部材の角部から溶接部をなくして曲げ加工鋼板とした矩形断面鋼部材の提案を行うため,曲げ加工後のSBHSのシャルピー吸収エネルギーの評価,実験および解析により耐荷力の評価を実施した.その結果,SBHSを使用した角部を曲げ加工鋼板とした鋼部材について,曲げ加工後もシャルピー吸収エネルギーが高いことを示すとともに,その軸圧縮強度の耐荷力評価法の提案を行うことで,提案する構造の実現可能性を示している.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で提案した,高性能鋼の特性を活用して角部から溶接部を無くして曲げ加工鋼板とした構造ディテールは,今後発生することが指摘されている東南海地震等の巨大地震に対しても,角部の溶接部が破壊することによって発生する鋼部材の倒壊を防止できる構造であるため,国土強靱化に資するものである.よって,本研究は高性能鋼の特性を活用した新たな構造の実現可能性を示すとともに,橋梁の地震に対する安全性を高める上で有用な情報を与えているため,学術的意義や社会的意義の高い研究であると言える.
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