研究課題/領域番号 |
18K04387
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22050:土木計画学および交通工学関連
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
武藤 慎一 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (90313907)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 地域経済活性化 / 応用一般均衡(CGE)モデル / 応用都市経済(CUE)モデル / 便益評価 / 産業連関効果 / 応用一般均衡モデル / 応用都市経済モデル / 地域経済活性化策 / 応用一般均衡分析 / 都市経済分析 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,応用一般均衡型都市経済(CGEUE)モデルを開発し,地域経済活性化のために有効な政策の評価を行うことにある.研究一年目(H30)は,CGEUEモデルを開発し,研究二年目(H31・R1)はCGEUEモデルにより,リニア中央新幹線山梨県駅のアクセス交通整備効果計測,笛吹市バス交通ネットワーク再編による効果計測,甲府都市圏の効率的な道路ネットワーク維持管理政策評価を行った.研究三年目(R2)は,脱炭素社会に向けた都市交通政策評価,食と農に関連した産業誘致の政策評価を行い,四年目(R3)は,リニア中央新幹線の山梨県駅から富士北麓地域までのアクセス交通整備の費用便益分析計算を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した応用一般均衡型都市経済(CGEUE)モデルにより,応用一般均衡(CGE)モデルと応用都市経済(CUE)モデルの評価が同時に行えるようになった点が最大の学術的意義である.その結果,地域経済活性化策を実行することにより生じる,地域経済構造を介した産業連関効果および企業や家計の立地変更を介した立地効果を同一フレームにより評価できるようになった.本CGEUEモデルを用いて,リニア中央新幹線山梨県駅のアクセス交通整備,甲府都市圏の道路ネットワーク維持管理政策,脱炭素社会に向けた都市交通政策評価,食と農に関連した産業誘致政策等の評価を行い,いずれが効果的かを示せた点が社会的意義である.
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