研究課題/領域番号 |
18K04388
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22050:土木計画学および交通工学関連
|
研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
鈴木 康之 静岡大学, 工学部, 教授 (40402664)
|
研究分担者 |
森山 聡之 福岡工業大学, 社会環境学部, 教授 (50136537)
杉本 等 事業創造大学院大学, 事業創造研究科, 教授 (60267028)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 防災計画 / 水害津波 / シミュレーション / 防災土木計画 |
研究成果の概要 |
この研究は、「スマートフォンのアプリケーションを通して、津波の被害者を減少させる仕組みをつくること」を目的に、避難訓練のアプリケーション化と津波避難時の危険区域の可視化を行い、効果を検証する取り組みである。 精度の向上と、マッピングの課題の発見をおこなった。精度に関して、測定のアルゴリズムの見直しや処理速度の最適化を検討し、誤差を最小0.22mと向上させた。またマッピングの課題に関しては東海・東南海地震で被害が想定される125の自治体に対してアンケート調査により現状分析をおこなった。分析結果から多くの課題が発見されたが、津波避難アプリを用いることで、課題の解決は可能であることが分かった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
携帯端末を用い「一斉訓練」の形式を取らず、生活が多様化する住民が任意のタイミングで単独のゲーム感覚で避難訓練に参加可能であり、またそのデータを総合して「水害危険地域の見える化」により測定結果の「価値化」を実現しようとすることを目指した研究である。携帯端末で測定することの手軽さを犠牲にせず精度を保つ測定アルゴリズムを提案することにより社会実装が可能なシステムを提案することができた。 即ち特に危険地域の住民に自主的に使用してもらい所望のデータを蓄積することで測定結果を社会還元することが可能となった。
|