研究課題/領域番号 |
18K04433
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分23010:建築構造および材料関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
松尾 真太朗 九州大学, 人間環境学研究院, 准教授 (40583159)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 外ダイアフラム / 角形鋼管 / 柱梁接合部 / 梁偏心 / 柱軸力 / 降伏耐力 / 外柱 / 繰返し曲げせん断実験 / 繰返し載荷実験 / 鋼構造 / 偏心 |
研究成果の概要 |
鋼構造骨組の柱梁接合形式の一つである外ダイアフラム形式を対象に,その弾塑性挙動に与える梁偏心と柱軸力の影響を検討し,接合部の曲げ耐力の算定方法を提案することを目的として,接合部を含む部分架構骨組の載荷実験を系統的に実施した.その結果,降伏から破壊に至るまでの挙動を確認するとともに,梁偏心によって付加される梁端ウェブ接合部の曲げモーメントの影響を明らかにし,その影響を既往の耐力式に累加することで評価できることを示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で対象とする「梁の偏心」は,実建築物において内部空間の有効活用や外壁の施工性などの観点から実用上採用されやすい方法である.一方で,外ダイアフラム形式は代表的柱梁接合形式であり,今後も広く適用されていく可能性のある構法であるが,本構法における梁偏心の影響に関する研究は特殊な形を有する外ダイアフラムに多く,より一般的な外ダイアフラムを対象として梁偏心に対してどのように設計すれば良いかを示しておくことは,実用上極めて重要である.
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