研究課題/領域番号 |
18K04436
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分23010:建築構造および材料関連
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
永村 一雄 大阪市立大学, 大学院生活科学研究科, 教授 (60138972)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 反射率 / 再帰反射 / 簡易施工 / 鏡面反射 / 屈折率 / ビーズ / 外皮 / 施工 |
研究成果の概要 |
反射型ビーズをいかに均一に単層化して基盤に固着させるか、耐久性を具備するため、固着させた反射型ビーズ群の機能を長期維持するための実現が本研究の具体的な目的でなる。 本研究では、基材接着剤の温度を100度までの制御で基材接着剤を軟化させ、積層ビーズを沈み込ませて単層化かつ均一に固着化させることができた。また、耐久性・耐候性の面では、既存健在である高透過ガラスでビーズを面表面で覆いかぶせ、通常の壁体シーリング剤で基材に閉じ込めた。期間内の暴露では一定の耐久性を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地球温暖化や都市部のヒートアイランド現象による都市キャニオン空間の酷暑環境緩和には、日射など外界からの熱放射の遮熱が有効であり、同時に、反射型遮熱では、入射方向への再帰反射にこそ意味がある。現状のビーズ型再帰機能反射素材は、プリズム型のそれに比べれば安価ではあるものの、既存外皮と比べれば高価でかつ耐久性は未確認である。今回の簡易施工法は、安価な施工法でもあり、再帰反射機能も維持できているため、簡易化の端緒にはなりえたと考える。
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